この記事では、「思いを馳せる」と「思いを巡らせる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「思いを馳せる」とは?
「思いを馳せる」は「おもいをはせる」と読みます。
意味は「遠く離れた人や物のことを深く考えること」です。
目の前にいない人物や、出来事、思い入れのある物などのことを、しみじみと考えることを表します。
「思いを馳せる」の言葉の使い方
「思いを馳せる」は人の思考を表す言葉として使われます。
「思い」は「あるものごとについて考えをもつこと」という意味、「馳せる」の語源は「走る」という語で、「速く走る」から転じて「気持ちや考えを遠くに至らせる」「名前などを広く行きわたらせる」という意味、「思いを馳せる」で、「遠くのものごとに、気持ちや考えを至らせること」になります。
基本的に、ひとつの離れた人や物のことをしみじみ考えることに使われます。
「思いを巡らせる」とは?
「思いを巡らせる」は「おもいをめぐらせる」と読みます。
意味は「あるものごとをきっかけに、それに関連してあれこれと考えをつなげていくこと」です。
一つのことがきっかけになり、様々なことが次々と浮かんでくることを表します。
「思いを巡らせる」の言葉の使い方
「思いを巡らせる」は人の思考を表す言葉として使われます。
「思い」は「あるものごとについて考えをもつこと」という意味、「巡らせる」は「周囲をまわらせる」という意味、「思いを巡らせる」で、「あるものごとについての考えが生じ、そこからあれこれぐるぐる回ること」になります。
基本的に、一つのことから、様々な考えが生じていくことに使われます。
「思いを馳せる」と「思いを巡らせる」の違い
「思いを馳せる」は「遠くのものごとに、気持ちや考えを至らせること」です。
「思いを巡らせる」は「あるものごとについての考えが生じ、そこからあれこれぐるぐる回ること」です。
まとめ
今回は「思いを馳せる」と「思いを巡らせる」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。