「じゃじゃ馬」と「お転婆」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「じゃじゃ馬」と「お転婆」の違いとは?違い

この記事では、「じゃじゃ馬」「お転婆」の違いを分かりやすく説明していきます。

「じゃじゃ馬」とは?

「じゃじゃ馬」の意味は以下の通りです。

1つ目は「人に中々なれない暴れ馬・跳ね馬」という元の意味です。

2つ目は転じて、「性質が激しく、わがままで、人の言うことを全く聞かず身勝手にふるまう女性のこと」という意味です。


「じゃじゃ馬」の言葉の使い方

「じゃじゃ馬」は名詞・形容動詞として「じゃじゃ馬だ・である」「じゃじゃ馬な彼女」などと使われます。

「じゃじゃ」の語源は「じやじや」という語で、「うるさい声を表す擬音語」の音変化です。

「じゃじゃ馬」で、「暴れて人になれない馬」として使われ、転じて「夫に従順でなく態度が強い若い女性」、更に転じて現在では「わがままで人の言うことを聞かず、好き勝手にふるまう女性のたとえ」として使われる様になりました。


「お転婆」とは?

「お転婆」「おてんば」と読みます。

意味は「恥じらいがなく、活発に行動する若い女性のこと」です。

女性らしくつつましくせず、思った通りに生き生きと行動する女性のことです。

「お転婆」の言葉の使い方

「お転婆」は名詞・形容動詞として「お転婆だ・である」「お転婆が過ぎる」「お転婆娘」などと使われ、語源には以下の2つがあります。

1つ目は、オランダ語で「馴らすことのできない」という意味の「オテンバール」という語が日本語化したという説です。

2つ目は、「女性が出しゃばって早足に歩く様子」という意味の「てばてば」という擬態語が変化したという説です。

基本的に、女性らしく大人しくせず、活発に行動することで、悪い意味だけではありません。

「じゃじゃ馬」と「お転婆」の違い

「じゃじゃ馬」「暴れて人になれない馬」、転じて「夫に従順でなく態度が強い若い女性」「わがままで人の言うことを聞かず、好き勝手にふるまう女性のたとえ」です。

「お転婆」「女性らしく大人しくせず、活発に行動すること」です。

まとめ

今回は「じゃじゃ馬」「お転婆」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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