この記事では、「魅力」と「やりがい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「魅力」とは?
「魅力」は「みりょく」と読みます。
意味は、「人を引き付けて夢中にさせる力や要素」です。
その人や物が、他の人から好かれたり、離れられなくなる性質を持っていることです。
「魅力」の言葉の使い方
「魅力」は名詞として「魅力がある・ない」「魅力的」などと使われます。
「魅」は「もののけ」「化け物」から転じて「人の心を惑わしひきつける」という意味、「力」は「肉体的、精神的なちから」から転じて「その物に備わる働きや勢い」という意味、「魅力」で「その人や物に備わる、人の心を惑わし引き付ける働きや勢いのこと」になります。
基本的に、客観的にそう思うことであり、それに対する見返りなどはありません。
「やりがい」とは?
「やりがい」とは、「そのことをするだけの価値があり、そのために気持ちに張り合いが出ること」という意味です。
仕事や役割などで、一生懸命尽くすことで、それに見合う成果が伴ったり、気持ち充足することから、より一層頑張ろうと張り合いを感じることを表します。
「やりがい」の言葉の使い方
「やりがい」は名詞として「やりがいがある・ない」「やりがいを感じる」などと使われます。
漢字で「遣り甲斐」と書き、「遣り」は動詞「遣る」の連用形で「何かをすることを、広く、または漠然と言う語」、転じて「ものごとを成し遂げる」という意味、「甲斐」は「行動の結果として現れるしるし」「期待できるだけの値うち」という意味、「やりがい」で「ものごとを成し遂げることに対して期待できる、値打ちや効果」になります。
「魅力」と「やりがい」の違い
「魅力」は「その人や物に備わる、人の心を惑わし引き付ける働きや勢いのこと」です。
「やりがい」は「ものごとを成し遂げることに対して期待できる、値打ちや効果」です。
まとめ
今回は「魅力」と「やりがい」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。