この記事では、「文句」と「意見」の違いを分かりやすく説明していきます。
「文句」とは?
「文句」は「もんく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「文章中でひとつの意味がある語句のこと」という意味です。
2つ目は「音楽において、楽曲のメロディーに対する歌詞のこと」という意味です。
3つ目は「相手に対する主観的な不平や不満」という意味です。
「文句」の言葉の使い方
「文句」は名詞として「文句がある・ない」「文句をつける」「決まり文句」などと使われます。
「文」は「ふみ」とも読み「文字で書き記したもの」「言葉」「文章」という意味、「句」は「言葉や文章のひとくぎり」「いくつかの単語が連なるある意味を表すもの」という意味、「文句」で、「ある意味を表す言葉を発すること」から転じて「相手に対して述べる不平・不満の言葉」として使われる様になりました。
「意見」とは?
「意見」は「いけん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「ある問題に対する主張や考え」という意味です。
2つ目は「自分の思うところを述べて、人の過ちをいさめること」という意味です。
「意見」の言葉の使い方
「意見」は名詞として「意見を述べる・述べた」「意見する」「反対意見」などと使われます。
「意」は「心の中の思い」「気持ち」「考え」という意味、「見」は「み(る)」とも読み「目で見る」から転じて「物のみかた」「考え」という意味、「意見」で「心の中で思っている物の見方や考え」になります。
基本的に、肯定的・否定的にかかわらず、自分の思うところに使われます。
「文句」と「意見」の違い
「文句」は「ある意味を表す言葉を発すること」、転じて「相手に対して述べる不平・不満の言葉」です。
「意見」は「心の中で思っている物の見方や考え」です。
まとめ
今回は「文句」と「意見」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。