「多勢に無勢」と「雉と鷹」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「多勢に無勢」と「雉と鷹」の違いとは?違い

この記事では、「多勢に無勢」「雉と鷹」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「多勢に無勢」とは?

あまりにも敵が多すぎて勝てそうにないと思う状況を「多勢に無勢」【たぜいにぶぜい】といいます。

例えば、敵対関係にある相手が数十人も集まって戦おうと身構えている中、自分たちは5,6人しかいないという状況では負けが見えるわけです。

元々は太平記という読み物の中で、兵の数によって勝つか負けるかが決まってしまうところからきている言葉が元になっています。


「雉と鷹」とは?

力や賢さにおいても勝ち目がない鷹と、体の大きさで力が弱い雉を表している言葉が「雉と鷹」【きじとたか】です。

高い所からはるか距離がある地上を走る小動物をも一瞬で捉えては捕獲するは、小鹿もつかんで持ち上げては飛べる鷹には圧倒的に勝てないという意味があります。

このようなところから、圧倒的に力量がある人と、力も能力さえない者は最初から不利であるという意味で使われている言葉です。


「多勢に無勢」と「雉と鷹」の違い

「多勢に無勢」「雉と鷹」の違いを、分かりやすく解説します。

自分たちが集めた人数よりも、敵対する相手の方がはるかに人数が多い状況では勝てないという意味で使われているのが「多勢に無勢」です。

もう一方の「雉と鷹」は、大きな体と力量がある鳥を人に例えて、そのような者には最初から勝ち目がないという意味で使われています。

「多勢に無勢」は多くの人数に勝ち目がないのに対し、「雉と鷹」は力がある者には勝てないといった点が違う言葉です。

「多勢に無勢」の例文

・『敵に呼び出されて行ったはいいが、多勢に無勢で戦わずに帰って来た』
・『高学歴の社員をよこす商談相手に、多勢に無勢と感じて仕事する気を失った』

「雉と鷹」の例文

・『本社からの圧力が圧し掛かる支社は、まさに雉と鷹の関係だ』
・『体力も立場ある兄には到底かなわない弟は、雉と鷹と同じだ』

まとめ

見た目で圧倒されるほど勝ち目がないと思う状況を伝える言葉を2つご紹介しました。

どのような相手に使えば意味を表せるか勉強してみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典