「再燃」と「再発」の違いとは?分かりやすく解釈

「再燃」と「再発」の違いとは?違い

この記事では、「再燃」「再発」の違いを分かりやすく説明していきます。

「再燃」とは?

再燃は、さいねんと読むべき言葉です。

文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、ふたたびという意味を持っている再の文字に、もえるやもやすといった意味を有する燃の文字を付け加える事で誕生した言葉となっています。

以上の事から再燃は、燃えた火が再び燃え出すや治まっていた病状が再度悪化する事を示すのです。


「再燃」の言葉の使い方

再燃は、一度は消失していた症状等が再び悪化してしまうといった意味の言葉として用いられる事が少なくありません。

医学的には特に、完治していた訳ではないものの、症状が軽くなっていたものが、再び悪化してしまう事を表現する言葉です。


「再発」とは?

再発は、さいはつと読むのが正解な言葉となっています。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、さいどやその次のといった意味の再の漢字に、外に現れ出るとか、出掛ける等の意味がある発の漢字を付け足す事で成立した言葉です。

だからこそ再発は、治まっていた病気が再び起こる事や、同じ様な事態がもう一度起こる事を表します。

「再発」の言葉の使い方

再発は、治まっていたはずの病状がもう一度悪化してしまうといった意味に使われる言葉です。

特に一度は完治していた病気が、再度悪化してしまった際に、この再発という言葉が使用されたりします。

「再燃」と「再発」の違い

再燃と再発の漢字表記を見れば、2文字目の漢字が、燃と発という違いがある事に気付けるものです。

所が最初の漢字は同じ再で、共に治まっていた病状が悪化するといった似た意味合いを所有する言葉同士だったりします。

とはいえ再燃は、完治していた訳ではない病状が再度悪化する事を表すのです。

一方の再発は、一度は完治していた病気が再び悪化した事を示します。

まとめ

2つの言葉は、どちらも病状を表現する言葉として用いられているのです。

ですが2文字目の漢字に違いがある事で、示す意味にも相違点を見出す事が出来ます。

ちなみに再燃は、抑えられていた病状がもう一度悪化してしまう事に対して、使用される言葉です。

対する再発は、完治したはずの症状がもう一度悪化する事を意味する言葉として、用いられています。

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