この記事では、「住む」と「暮らす」の違いを分かりやすく説明していきます。
「住む」とは?
「住む」は「家や場所を決めてそこで生活すること」や「居住すること」、「あるエリアに身を置くこと」、「生きていること」、「動物が巣などを作り、その中で生活すること」、「生息すること」、「(妻問婚が行われていた時代に)男が夫として女の家に通う」という意味を表す言葉です。
「住む」の使い方
「住む」は動詞として使われています。
「暮らす」とは?
「暮らす」は「日が暮れるまで時間を過ごす」や「時を過ごす」、「日々を送る」、「月日を過ごす」、「生活することや生計を立てること」、「(他の動詞の連用形について)1日中そのことをし続ける意味を表す語」を意味する言葉です。
「暮らす」の使い方
「暮らす」は動詞として使われています。
「住む」と「暮らす」の違い
「住む」は主に「家や場所を決めてそこで生活すること」や「居住すること」を意味する言葉です。
一方、「暮らす」には同じような意味として「生活することや生計を立てること」という意味を含みます。
したがって、二語は類義語の関係に当たると解釈できるでしょう。
「住む」の例文
・『公共交通機関が発達した便利な場所に住む』
・『有名人となった彼は私たちとは全く違う世界に住んでいる』
・『野生の鳥の家族が木の上に作った巣の中に住んでいる』
・『住む家を失わないように頑張って働かないといけない』
「暮らす」の例文
・『老後は執筆活動をしながら暮らす予定だ』
・『50代になったら故郷に帰り、そこで暮らすつもりだ』
・『普通に暮らすのが難しい貧困世帯の問題がニュースで取り上げられていた』
・『いずれは彼女と家庭を築き、一緒に暮らすことになるかもしれない』
まとめ
「住む」と「暮らす」はどちらにも「そこで生活すること」という意味を含める言葉です。
同じような意味を含めるため二語は類義語の関係に当たるということでした。
