この記事では、「伝える」と「伝わる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「伝える」とは?
「伝える」は「つたえる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「言葉などで相手に知らせること」という意味です。
2つ目は「あるものを受け継ぎ、次の代へと授け渡すこと」という意味です。
3つ目は「海外や離れた土地から、物や文化をもたらすこと」という意味です。
4つ目は「熱・音などが、一方から他方へ移動していく補助をすること」という意味です。
「伝える」の言葉の使い方
「伝える」は動詞として「伝える・伝えた」などと使われたり、名詞として「言い伝え」などと使われます。
語源は「伝う(つたう)」という言葉で「物に沿って移動する」「連続してある物などを手がかりにして進む」という意味で、転じて「様々な手段を使って相手に知らせること」として使われる様になりました。
基本的に、知らせようと行動する人を主体にした言葉です。
「伝わる」とは?
「伝わる」は「つたわる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「情報が、人から人へと知らされ広がっていくこと」という意味です。
2つ目は「昔から受け継がれているものが、今に至っていること」という意味です。
3つ目は「海外や離れた土地から、物や文化がもたらされること」という意味です。
5つ目は、「熱・音などが、ある個所を通って他方へ届くこと」という意味です。
5つ目は「ある物から他の雰囲気が感じとられること」という意味です。
6つ目は「ある物に沿って移動する」という元の意味です。
「伝わる」の言葉の使い方
「伝わる」は動詞として「伝わる・伝わった」と使われることが多くなります。
語源は上で紹介した「伝う」で、物が自ら移動していく様子を表します。
「伝わる」は、「様々な手段により相手に知られること」という意味で、知らせようと行動する人ではなく、知られるものごとを主体にした言葉です。
「伝える」と「伝わる」の違い
「伝える」は「様々な手段を使って相手に知らせること」、知らせようと行動する人を主体にした言葉です。
「伝わる」は「様々な手段により相手に知られること」、知られるものごとを主体にした言葉です。
まとめ
今回は「伝える」と「伝わる」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。