この記事では、「パワーワード」と「流行語」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パワーワード」とは?
パワーワードとは、人の心を動かす影響力の強い言葉のことをいいます。
英語だとpower wordになりますが、和製英語なので海外では使われていません。
powerは「力」を意味する言葉で、「word」は言葉を意味しています。
パワーワードはインターネットやSNSなどで使われていたネットスラングで、2010年頃から広まりました。
現在はインターネット以外でも、影響力のある言葉という意味で使われています。
「流行語」とは?
流行語とは、ある時期に人々の間で盛んに使われるようになった言葉のことをいいます。
流行が去った後はほとんど使われなくなることもありますし、そのまま一般的な語彙として定着するものもあります。
年末に発表される新語・流行語大賞では、「同情するなら金をくれ」や「イナバウアー」「インスタ映え」「3密」などが大賞を受賞しています。
「同情するなら金をくれ」はドラマの名台詞として有名ですし、「3密」は新型コロナウイルスの流行時に掲げられた標語です。
「パワーワード」と「流行語」の違い
パワーワードは、良くも悪くも影響力のある言葉です。
人を惹きつける力を持っていたり、聴き手に訴えかける力を持っていたりします。
ポジティブな意味で使われることが多いですが、気分を落ち込ませるようなネガティブな言葉を指す場合もあります。
それに対して流行語は、その時代に流行った言葉を指します。
その時代の世相を反映している言葉が多く、すぐに忘れられてしまうものも多いです。
流行語は世間の人々の間で広く知られている言葉ですが、影響力が大きい場合と小さい場合があります。
まとめ
パワーワードは、人の心を動かす影響力が大きい言葉です。
それに対して流行語は、ある時期に盛んに人々の間で使われるようになった言葉をいいます。
流行語は忘れられてしまうものも多いです。