「ついでに」と「がてら」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ついでに」と「がてら」の違いとは?違い

この記事では、「ついでに」「がてら」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ついでに」とは?

外に出かけたとき、時間に余裕があるのでもう一つの用事を済ませようとするときに使う言葉を「ついでに」といいます。

例えば、本を買いに行ったとき、図書館に寄って読書しようと思う気持ちを表すために使うのです。

本当はそのような予定はありませんでしたが、「ついでに喫茶店で紅茶を飲もう」と予定にはない行動しようと考えます。

立ち寄る先はたまたまそこにあった自分が気になる店構であったり、料理を提供する店を選ぶのです。


「がてら」とは?

「観光がてら恩師と食事しよう」というように、予定していたこととは別の行動する状況で「がてら」を使います。

「運動がてら荷物を出す」と使えば、外出するので、ついでにコンビニに寄りもう1つ用事を済ませようと考えるのです。

このように、日常的に行なう行為とは別に、思いつきでもう1つのことを効率的にやってしまおうと思う場面を表します。


「ついでに」と「がてら」の違い

「ついでに」「がてら」の違いを、分かりやすく解説します。

予定にはなかったが、寄ってみたいと思う所を見つけたので行ってみようと思うとき「ついでに」といいます。

もう一方の「がてら」は自分がやりたいと思う目的を達成する以外に、もう1つのことをやろうと思う考えを表す言葉です。

「ついでに」は用事を2つ以上片付けてしまいたいと思う状況を表しますが、「がてら」は気軽に外へ遊びに行ったとき思いついた用件を済ませます。

「ついでに」の例文

・『お昼を食べに行くついでに郵便局で切手を買った』
・『営業に行くついでに銀行へ寄って通帳を作ることにした』

「がてら」の例文

・『買い物がてら秋田に住む姉に会っておこうと連絡した』
・『アルバムを作ろうと旅行がてら各地の夕日を撮った』

まとめ

使い方が似ている言葉を2つ取り上げましたが、どのような行動したとき使えばうまく意味を伝えられるか習得してみるといいでしょう。

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