「だから」と「つまり」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「だから」と「つまり」の違いとは?違い

この記事では、「だから」「つまり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「だから」とは?

「だから」は順接の接続詞になります。

断定の助動詞「だ」に接続助詞「から」から成りたる「だから」

前に述べた事柄を受けて、それを理由として順当に起こる内容を導く言葉になります。

つまり、前に述べた事柄を根拠として思ったことや考えたことを伝える際に使用される言葉です。

例えば、「私は彼のことが好きです、だから、別れたくありません」などといった形で使用します。

「だから」は、「なので」「ですから」「そのため」「そこで」「以上から」などが類語になります。


「つまり」とは?

「つまり」は言い換えの接続詞です。

前で述べた事柄の本質について述べる際に使用します。

意味は、話の落ち着くところは、要するに、結局、別の話に置き換えれば、言い換えると、すなわち、です。

例えば、「息子は毎日8時間受験勉強をしています、つまり、1日の1/3を勉強に費やしています」などといった形で使用します。

「つまり」は、「簡単に言えば」「一言でいうと」「言い換えれば」「要するに」などが類語になります。


「だから」と「つまり」の違い

「だから」「つまり」の違いを、分かりやすく解説します。

「だから」は順接の接続詞。

「つまり」は言い換えの接続詞です。

そのため、述べた事柄の後に続く言葉に違いがあります。

「だから」は前に述べた事柄を受けて、それを理由として順当に起こる内容を導き、「つまり」は前で述べた事柄の本質について述べるといった違いがあります。

「だから」の例文

・『出発時刻が迫っています、だから、急いでください』
・『彼は私に優しく接してくれました、だから、好きになりました』

「つまり」の例文

・『妻は毎日働きに出ています、つまり、我が家は共働き夫婦です』
・『私は卵アレルギーです、つまり、お持ちいただいたプリンを食べることはできません』

まとめ

「だから」「つまり」は、以上のような違いに注意し適切に使用する必要があります。

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