物事の量や程度が大きい様を表す言葉には「たくさん」や「とても」があります。
この記事では、「たくさん」と「とても」の違いを分かりやすく説明していきます。
「たくさん」とは?
「たくさん」は分量や数が多いことを示す時にも使う副詞であり、様々な場合で使われています。
「たくさん」は漢字で「沢山」と書くことも可能であり、こちらは名詞としても使われています。
「沢山」はこれ以外にも数が多くてこれ以上要らないことを表す時にも使うことが可能です。
「たくさん」は必要な数が十分であることを示す時にも使う言葉であり、こちらは「盛りだくさん」や「子だくさん」が有名です。
「とても」とは?
「とても」は「たくさん」と同じような分量や数が多いことを示す時に使う副詞です。
「とても」はこれ以外にも否定形を伴ってとうてい出来ないやかなわないという意味でも使うことが可能です。
どうしても不可能であることを示す「とても」の類義語には「到底」があり、こちらも否定形を伴って使われます。
また「とても」は結果が否定的になることから気持ちが投げやりになることを示す時にも使います。
「たくさん」と「とても」の違い
この2つはどちらも分量や数が大きいことを示す時に使う言葉です。
「たくさん」は「沢山」と書くことが可能であり名詞としてもよく使われています。
「たくさん」の例文
・『たくさんのお米を貰ったので、まずは精米に行ってきました』
・『その海賊はたくさんのお宝を隠したと言われており、財宝は今でも多くが見つかっていません』
「とても」の例文
・『とても素晴らしい作品なので、翻訳の許可をもらいに行きました』
・『このレシピはとても参考になったので、自分のSNSでシェアしました』
まとめ
「たくさん」や「とても」は分量や数が多いことを示す言葉であり、色々な場面で使われています。
「たくさん」は「沢山」と書くことが可能であり、「盛り沢山」や「子沢山」のように使われています。
