「ワンコール」と「ワン切り」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ワンコール」と「ワン切り」の違いとは?違い

この記事では、「ワンコール」「ワン切り」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ワンコール」とは?

ワンコールとは、電話の呼び出し音が1回鳴ることをいいます。

また、電話の呼び出し音が1回鳴って切れてしまうこともワンコールと呼んでいます。

電話応対などで「電話はワンコールで出るように」と言われることがあります。

これは客を待たせずにすぐに電話に出るようにという意味で、会社によってはツーコールやスリ―コール以内に出るようにと指導していたりもします。

英語だとone callになりますが、和製英語なので海外では通用しません。


「ワン切り」とは?

ワン切りとは、電話の呼び出し音を鳴らしてすぐに切ることをいいます。

1回だけ鳴らすという意味でワン切りと呼ばれていますが、2回鳴らす場合もあります。

これは相手の電話機に着信履歴を残すことを目的にしていることが多いです。

悪徳業者が行っていて、折り返すと通話料を負担させられたり有料ダイヤルサービスの利用料を負担させられたりすことがあるとして社会問題になりました。

ワン切りは電話の折り返しを狙った迷惑行為のことを指します。


「ワンコール」と「ワン切り」の違い

ワンコールもワン切りも電話の呼び出し音を1回鳴らすことをいいます。

ワンコールにはワン切りも含まれており、ワン切りは折り返しを狙った悪徳業者による迷惑行為を指すことが多いです。

ワンコールには、つながるまで呼び出し音を鳴らすつもりでかけている場合も含まれます。

電話を受ける側が相手を待たせないようにと、すぐに電話を取った場合には呼び出し音が1回だけになることもあるからです。

まとめ

ワンコールは電話の呼び出し音を1回鳴らすことで、ワン切りは電話の呼び出し音を1回鳴らしてすぐに切ることをいいます。

ワン切りは悪徳業者が電話機に着信履歴を残し、高額な通話料や有料サービスに誘導することを目的としているものを指すことが多いです。

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