「あきれた」と「ドン引き」の違いとは?分かりやすく解釈

「あきれた」と「ドン引き」の違い新語・ネット語

この記事では、「あきれた」「ドン引き」の違いを分かりやすく説明していきます。

「あきれた」とは?

「あきれた」という表現は、説明が少し難しいですが、思わぬ失望による驚きの表現だと解釈してください。

「あいつの態度にも、あきれたもんだ」などと使われますが、少なからず期待があっただけに、それに適わないと知った驚きを表していると考えるといいでしょう。

そこまで驚いておらず、やっぱりといった特にも使われることがあり、「相変わらずあきれた態度だ」のように使われ時がそれに当たります。


「ドン引き」とは?

「ドン引き」は、とても引く、または引いたという意味で使われる言葉です。

そんなことを言うとは、するとは思わなかったといった驚きの表現となり、「あきれた」と共に、驚きとは言っても静かなそれになります。

単に「引いた」と使うより、大きく引いたという解釈になり、若者がネット上だけでなく、リアルでもそのような状況に対して好んで使っている言葉です。


「あきれた」と「ドン引き」の違い

「あきれた」「ドン引き」の違いを、分かりやすく解説します。

「あきれた」は、「あきれる」が過去形になった表現で、その「あきれる」とすると、「あの様子にはあきれるばかりだ」のように、進行形で失望している、驚いているという様子を表すことができます。

「ドン引き」は、そこまで引いてしまう、しまったという場合に用いられる表現で、そんなことを言ったり、するとは思わなかったという意味から使われます。

例えば、店頭に積まれた粗品に「ご自由にお持ちください」と表記があるからといって、一度に十個以上も持ち帰るようなことをすると、大抵の場合は「ドン引き」されてしまうことでしょう。

まとめ

「あきれた」「ドン引き」は、このような言葉です。

どちらも静かな驚きの表現になり、その理由が失望と、そんなことがあるはずがないという思いからの違いになります。