この記事では、「提出期限」と「必着」の違いを分かりやすく説明していきます。
「提出期限」とは?
この日までに提出をしなさいと定められている日のことです。
「提出」は、書類や資料などをある場所に差し出すことをいいます。
「期限」は、あらかじめ決められている一定の時期・期間のことです。
たとえば、学校でレポートの宿題が出されたとします。
レポートを出す日は決まっていて、その日までに出さなければなりません。
それを出す日が9月20日までとします。
この例の場合だと、9月20日が「提出期限」となります。
「提出期限」はその日までと定められている日のことで、提出をするのはその日よりも前でも構いません。
「必着」とは?
必ず着くこと、必ず着くようにすることという意味です。
「必」という漢字には、きっと、間違いなく、しなければならないという意味があり、「着」という漢字には、ある場所に届く、たどりつくという意味があります。
あるイベントが開催されます。
このイベントに参加をしたい人は申し込みが必要で、申し込み用紙に必要事項を書いて送らなければなりません。
申し込みの受け付け日は決まっており、その日までに申し込み用紙が届くようにします。
申し込み用紙を出す日のことではなく、受け取る相手のところに届く日を指しています。
「8月3日必着」という場合ならば、8月3日には届いている必要があります。
「提出期限」と「必着」の違い
「提出期限」と「必着」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は提出するように定められている日をいいます。
前もって定められている時期や期間をいう言葉です。
提出は、書類などをある場所に差し出すことで、手で渡すことも意味に含みます。
後者は必ず着くこと、必ず着くようにすることです。
送って届くようにすることをいい、手で渡すことは意味に含みません。
着くことという言葉です。
まとめ
一方は差し出す期限のことで、もう一方は着くこと、着くようにすることをいいます。