この記事では、「外観」と「外見」の違いを分かりやすく説明していきます。
「外観」とは?
外から見た感じ、表目から見てわかる姿、という意味です。
「外」は物の表側、表面、「観」はかたち、すがた、ありさま、という意味を持つ漢字です。
このことから、「外観」には表面の姿という意味があることがわかります。
ある建物があります。
この建物はレンガで作られていて、余計な飾りはなく、外から見ると落ち着いた雰囲気があります。
このことを「落ち着いた雰囲気の外観」といいます。
ある車は高級車をイメージして外側を作っています。
このことを「高級車をイメージした外観」といいます。
このように外側から見てわかる姿をいう言葉です。
建物、車、電車などものについていうことが多いです。
「外見」とは?
外側から見た様子という意味です。
「見」には、みる、みえる、あらわれる、あらわすという意味があります。
このことから「外見」には、外から見える様子という意味があることがわかります。
人間の姿を外から見て、美しい、かっこいい、かわいいなど感じることがあるでしょう。
これを「かっこいい外見」などといいます。
好ましい印象のことだけでなく、好ましくない印象を抱いたときでも、外側から見た様子のことであれば「外見」といいます。
「好みの外見ではない」といった使い方をします。
あるチーズケーキは、外側から見るとフレンチトーストのようです。
これは「フレンチトーストのような外見」といいます。
「外観」と「外見」の違い
「外観」と「外見」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらにも外側から見た感じという意味があります。
内側のことではなく、表面から見てわかる姿のことです。
使うものに違いがあり、前者は建物、車、電車など物について使うことが多く、後者は物だけでなく、人についても使います。
まとめ
どちらの言葉も外側から見た様子を意味するのですが、どのようなものについて使うのかに違いがあります。