この記事では、「否定的な言葉」と「ネガティブな言葉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「否定的な言葉」とは?
相手の意見に反対する気持ちを込めて言葉を伝えるのが「否定的な言葉」【ひていてきなことば】です。
取り上げられた計画内容に不満があるとき、自分は賛成できない気持ちがあると伝えては積極的に同意できないと伝えます。
否定的な気持ちで相手を傷つけないよう少し遠まわしに述べては、できれば他の考え方で行なってほしい気持ちを伝えるのです。
「ネガティブな言葉」とは?
前向きな気持ちではなく、後退的な考え方や気持ちがあるとき発するのが「ネガティブな言葉」【ネガティブなことば】です。
周囲とは協力できないと思う気持ちを伝えたり、受け入れられない言葉を放ち、周囲を困惑させます。
例えば、商店街のイベントに参加して欲しいと頼まれても、自分は人が多い場所が苦手なので参加できないと断るのです。
「否定的な言葉」と「ネガティブな言葉」の違い
「否定的な言葉」と「ネガティブな言葉」の違いを、分かりやすく解説します。
まったく話を受け入れず、賛成できないと伝えるのが「否定的な言葉」です。
自分は相手が考えることを素直に受け入れられないという言葉を伝えては、もう少し別のやり方でお願いしたいと伝えます。
もう一方の「ネガティブな言葉」は前向きではなく、やりたくない、参加できないといったやる気の無さを込めて相手に伝えるとき使うのです。
「否定的な言葉」の例文
・『取引先は依頼を受け付けられないと否定的な言葉を伝えてきた』
・『援助はできないと否定的な言葉を伝えると参加者は困惑した』
「ネガティブな言葉」の例文
・『面倒な作業は受け付けないとネガティブな言葉を実行委員に伝えた』
・『友人のネガティブな言葉で遊ぶ気力を無くし、その日は家に帰った』
まとめ
話の内容を受け入れられないと思うときは否定的な発言しますが、やる気が沸かない場合はネガティブな気持ちを伝えるといいでしょう。