「初対面」と「初見」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「初対面」と「初見」の違いとは?違い

この記事では、「初対面」「初見」の違いを分かりやすく説明していきます。

「初対面」とは?

初対面は、しょたいめんと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、はじめてやういういしいといった意味を持っている初の漢字に、顔を向き合わせて会うとか、互いに向き合うという意味がある対面の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故に初対面は、会った事がない人と初めて顔を合わせるという意味を表すのです。

つまり誰かと初めて顔を合わせて会う、という意味で使われている言葉となっています。


「初見」とは?

初見は、しょけんと読むべき言葉です。

漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、経験上はじめてや物事のはじめ等の意味の初の漢字に、みるとか人に会うといった意味がある見の漢字を組み合わせる事で誕生した言葉となっています。

以上の事から初見は、初めて見る事や初めて会う事を示すのです。


「初対面」と「初見」の違い

初対面と初見の漢字表記を見比べてみると、対面と見という漢字の違いがある事に気付く事が出来ます。

所が最初の漢字は同じ初であり、どちらも、ある人と初めて会うという、同じ意味を所有しているのです。

そのため初対面と初見は同じ意味を持つ、類語の関係と言えます。

とはいえこの2つの言葉には違いもあり、初対面は文字通り、対面を意味する言葉であるため、その人に初めて会うという意味しか所有していません。

もう一方の初見の方は、その人物に初めて会うという意味以外にも、初めて見るとか、楽譜を初めて見てそのまま演奏する、といった初めてに関する様々な意味にも用いる事が可能です。

まとめ

2つの言葉には共通する漢字があるだけでなく、どちらもその人物と初めて顔を合わせるという同じ意味を指し示します。

同じ意味を表現する言葉同士ですが、意味合いの幅には大きな違いがあるのです。

初対面がある人物に初めて会うという意味だけに使われるのに対し、初見は、初めて何かを見るとか、初めて楽譜を見てそのまま歌ったり演奏する、という意味等にも用いられています。

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