「いざこざ」と「喧嘩」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「いざこざ」と「喧嘩」の違いとは?違い

この記事では、「いざこざ」「喧嘩」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「いざこざ」とは?

それほど大きな喧嘩ではなく、些細な問題が元で小さい争いが起こることを「いざこざ」といいます。

相手と意見が合わないため揉めて、2人の間に亀裂が入るその状況を表すのです。

「いざこざが治まらない」といった使い方すれば、些細な言い合いでも相手が妥協しない限り和解しません。

このように、相手とのすれ違いによって2人の間が険悪なものとなり、いがみ合うことを指します。


「喧嘩」とは?

相手と意見が合わず、対立が激しさを増すことを「喧嘩」【けんか】といいます。

役者の演技が気に食わない監督とがぶつかり合うときは、「激しい喧嘩が勃発した」というように、身近なところで起こる小さな対立を指すのです。

また、「企業が対立して喧嘩に発展した」といえば、方針が合わないことで相手と険悪な雰囲気になり、社長がぶつかり合う状況を表します。


「いざこざ」と「喧嘩」の違い

「いざこざ」「喧嘩」の違いを、分かりやすく解説します。

考え方が異なったとき、相手とぶつかり合うことを「いざこざ」といいます。

相手との関係が面倒な状況となり、お互いにうまく話し合いができないほど話に食い違いが見られる状態を指すのです。

もう一方の「喧嘩」は、お互いの感情が激しく高ぶり、憎いと思う相手とぶつかり合う行為を指します。

「酷い喧嘩」では相手の髪を引っ張ったり、殴るなどして暴力を振るう場合もある状況です。

「いざこざ」の例文

・『遺産の話で兄との間にいざこざが起こってしまった』
・『親戚とのいざこざで、姉は疲れきった表情を見せる』

「喧嘩」の例文

・『人前でも喧嘩する妹夫婦といると嫌な気持ちになる』
・『料理について提案すると板長が怒り出し、喧嘩になってしまった』

まとめ

相手と対立して勃発する「いざこざ」が激しさを増せば「喧嘩」に発展する場合があります。

どのような状況を指すか動画を見てみるのも良い方法となるでしょう。

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