「兼ね合い」と「均衡」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「兼ね合い」と「均衡」の違いとは?違い

この記事では、「兼ね合い」「均衡」の違いを分かりやすく説明していきます。

「兼ね合い(かねあい)」とは?

「兼ね合い」とは「2つのものが上手く釣り合いを保つこと」「均衡」「平均」「よい程度」「よい加減」を意味する言葉です。


「兼ね合い」の使い方

「兼ね合い」は名詞として使われています。


「均衡(きんこう)」とは?

「均衡」とは「2つやそれ以上の物事の間で重さや力などの釣り合いがとれていること」「バランス」を意味する言葉です。

「均衡」の使い方

「均衡」は名詞としてや動詞として「均衡する」のように使われています。

「兼ね合い」と「均衡」の違い

「兼ね合い」「均衡」はどちらも「2つのものや2つのもの以上の間の力や重さなどが上手く釣り合いを保っていること」を意味する言葉です。

したがって、二語は類義語の関係に当たると解釈できるでしょう。

「兼ね合い」「均衡」と同じような意味を表す言葉には他に「釣り合い」「バランス」「均整(きんせい)」「平衡(へいこう)」「衡平(こうへい)」「振合(ふりあい)」などがあります。

「兼ね合い」の例文

・『相手の予定との兼ね合いで打ち合わせの日を決めることにした』
・『このプロジェクトを実行へ移すにはまず予算との兼ね合いを考慮する必要がある』
・『時間と作業員数の兼ね合いにより工程を見直すことにした』
・『需要と供給の兼ね合いを見ながら生産数を調整する』

「均衡」の例文

・『機会の重さの均衡が取れていない状態が今回の事故に繋がってしまったらしい』
・『彼が仲裁していることによって、2人の関係は何とか均衡を保っている状態だ』
・『稼働した製品は最新技術によって見事に安定した均衡が取れていた』
・『急激な気温の上昇により、設備内の化学物質の均衡に異常が発生したと考えられている』

まとめ

「兼ね合い」「均衡」はどちらも同じような意味を含める類義語の関係に当たるということでした。

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