この記事では、「パパイヤ」と「マンゴー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パパイヤ」とは?
「パパイヤ(蕃瓜樹・万寿果)」とは、パパイヤ(パパイア)科パパイヤ(パパイア)属に分類されている常緑小高木のことを表しています。
「パパイヤ」の原産は熱帯アメリカで、樹高は5m〜10mくらいあります。
「パパイヤ」の花は5弁花で、白色や黄白色の花が咲きます。
また、「パパイヤ」の果実は液果で、球形や楕円形をしており、重いものでは10kgを超えます。
熟すと橙色がかった黄色や赤色の果肉になります。
果実は生食やドライフルーツなどに用いられています。
さらに、未熟果の「青パパイヤ」は野菜として利用されています。
「パパイヤ」の別称には、「パパイア」、「パパヤ」、「木瓜(モッカ・モクカ)」、「乳瓜(木)(チチウリ(ノキ))」などがあります。
そして、「パパイヤ」の英語表記は「papaya」、「papaw」、「pawpaw」になります。
「マンゴー」とは?
「マンゴー(檬果・芒果)」とは、ウルシ科マンゴー属に属している常緑高木のことを言います。
「マンゴー」は古くにインドで栽培が始まったとされています。
「マンゴー」の樹高は10m〜40m程度あります。
「マンゴー」の開花時期は1月〜4月頃で、円錐花序の5弁花の花が多数咲きます。
花の色は白、ピンク、赤色です。
また、「マンゴー」の実がなる時期は5月〜10月頃です。
中果皮は黄色や橙色に熟し、主に生食されています。
また、緑色の未熟果実も食用に用いられています。
「マンゴー」には、「菴羅(あんら)」、「菴摩羅(あんまら)」などの別名があります。
そして、「マンゴー」は英語で「mango」と表記します。
「パパイヤ」と「マンゴー」の違い
「パパイヤ」と「マンゴー」の違いを、分かりやすく解説します。
「パパイヤ」はパパイヤ(パパイア)科に、「マンゴー」はウルシ科に属しています。
また、果実はどちらも甘くて多汁ですが、「マンゴー」には酸味があり、甘酸っぱいです。
「パパイヤ」と「マンゴー」には、これらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「パパイヤ」と「マンゴー」の意味や違いなどについて、ご紹介してきました。
「パパイヤ」と「マンゴー」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。