ビジネスの現場では、出会いが重要です。
さらに、その出会いを次に繋げるという事がそれよりも重要だというのは誰もが納得してくれるでしょう。
そんな時に使われるのがまたの機会がございましたら」という表現です。
「それでは、この「またの機会がございましたら」とはどういう意味でしょうか。
また、「またの折がございましたら」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「またの機会がございましたら」と「またの折がございましたら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「またの機会がございましたら」とは?
「またの機会がございましたら」とは、文字通り「次に機会があったら」ということを目上の人にも使えるように敬語表現を加えたものです。
「またの折がございましたら」とは?
「またの折がございましたら」とは、前述の表現と同様に、「次に機会があったら」ということを目上の人にも使えるように敬語表現を加えたものです。
ただ、この言い方自体に少々問題があります。
それに関しては次の項で説明します。
「またの機会がございましたら」と「またの折がございましたら」の違い
「またの機会がございましたら」と「またの折がございましたら」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、同じような意味で使われる言葉のように思われますが、どこが違うのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「またの折がございましたら」という表現はほぼ使われないということになります。
つまり、間違いとは言い切れないのですが、「折がある」という言い方は一般的ではなく、「折」を使う場合には「折には」というのが普通です。
「またの機会がございましたら」の例文
・『またの機会がございましたらよろしくお願いいたします』
・『またの機会がございましたらせひお供させてください』
「またの折がございましたら」の例文
・『「またの折がございましたら」という表現は一般的ではありません』
・『「またの折がございましたら」とは「またの折には」と「またの機会がございましたら」を合わせたものです』
まとめ
この記事では、「またの機会がございましたら」と「またの折がございましたら」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。