この記事では、「掛け布団」【かけぶとん】と「毛布」【もうふ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「掛け布団」とは?
人が寝るとき全身に掛ける布団を「掛け布団」【かけぶとん】といいます。
主に、綿入りの布団を指す言葉であり、薄手のものから厚みがあるタイプまで、その季節に合わせて使える商品が色々と揃うのが魅力です。
例えば、冬の気温がかなり低くなる季節には厚みがある「掛け布団」を選べば、朝まで冷えずに暖かくして寝られます。
主に、空気が含まれている綿が多いほど暖かく、保温性が高くなるわけです。
最近は裏地に起毛やボアが付いているものがあり、より保温力を高めた商品も販売しています。
「毛布」とは?
まるで動物の毛のように滑らかで、暖かさがある起毛タイプの布団を「毛布」【もうふ】といいます。
1枚タイプは肌寒い日に最適であり、ほどよい通気性をもたらすため蒸れません。
気温がぐっと下がる真冬には2枚合わせたマイヤー毛布なら1枚だけでも暖かくして寝られるわけです。
かなり気温が低い日には掛け布団の上に「毛布」を掛けて寝れば冷たい外気が布団の中に入りにくくなり、さらに暖かくして寝られます。
このように色々と工夫すれば、「毛布」の機能性を高められるのです。
「掛け布団」と「毛布」の違い
「掛け布団」と「毛布」の違いを、分かりやすく解説します。
真綿や羊毛といったものが生地との間に入っていて、人が寝るときに上から掛けるものを「掛け布団」といいます。
寒い季節になると押入れから出してきて上に掛ければ、全身を暖かくして寝られるわけです。
羽根が入った「掛け布団」もあり、厚みがあるものは1枚だけで雪が降る日もぐっすり寝られる布団になります。
もう一方の「毛布」はマイヤーや羊といった素材を使った表面が起毛である布団を指すといったところが違う点です。
まとめ
どちらも寒い季節に使える寝具を指すものですが、素材に違いがありますので、自分なりに触ったり、実際に寝てみて異なる点を見比べてみるといいでしょう。