「邂逅」と「出会い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「邂逅」と「出会い」の違いとは?違い

この記事では、「邂逅」「出会い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「邂逅(かいこう)」とは?

「邂逅」とは「思いがけなく出会うこと」「偶然の出会い」「巡り会い」という意味を表す言葉です。


「邂逅」の使い方

「邂逅」は名詞や動詞として「邂逅する」のように使われています。


「出会い」とは?

「出会い」とは「思いがけなく出会うこと」「めぐりあい」「男女が密会すること」「あいびき」「知り合うこと」「交際」「つきあい」「川や沢などの合流する所」「取引において、買い手と売り手の値段や数が一致してトレードが成立すること」などを意味する言葉です。

「出会い」の使い方

「出会い」は名詞として使われています。

「邂逅」と「出会い」の違い

「邂逅」は主に「思いがけなく出会うこと」「偶然の出会い」という意味を表す言葉になります。

一方、「出会い」には多くの意味が含まれていますが、その中に「邂逅」と同じ「思いがけなく出会うこと」「偶然の出会い」という意味も含まれています。

したがって、「出会い」が持つ意味の中に「邂逅」も包括されていると解釈できるでしょう。

そのため、二語は類義語の関係に当たると言えます。

「邂逅」の例文

・『このあいだ帰省した時に中学時代の同級生と邂逅した』
・『偵察に出ていた部隊が森で敵の部隊と邂逅した』
・『このアーティストには子ども時代に後に師匠となる人物と邂逅したエピソードが残っている』

「出会い」の例文

・『彼は職場で今の奥さんと出会い、3年の交際期間を経て結婚したそうだ』
・『最近はいい出会いを見つけるためにイベントには積極的に参加するようにしている』
・『今の職場は人の出入りが少ないため、新しい出会いがないと彼女は嘆いていた』

まとめ

「出会い」が表す意味の中に「邂逅」の意味も含まれています。

したがって、二語は類義語の関係に当たるということでした。

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