「自由闊達」と「自由奔放」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「自由闊達」と「自由奔放」の違いとは?違い

この記事では、「自由闊達」「自由奔放」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「自由闊達」とは?

心がおおらかで、些細なところに執着しないことを「自由闊達」【じゆうかったつ】といいます。

心が広いので人の失敗を酷く指摘せず、追い込むようなところもありません。

とてものびのびした心の広さがあり、人と前向きに行動してさらに楽しくやっていこうと思うのです。

度量が大きいという意味がある「闊達」を使った四文字熟語で、人が拘らない自由な考え方や行動を指します。


「自由奔放」とは?

自分がやりたいと思うように行動し、常識に酷く拘らないという意味がある言葉が「自由奔放」【じゆうほんぽう】です。

迷惑をかけても反省せず、行動も自分勝手にする苛立つ自由な考え方が周囲を困惑させます。

ただ、悪い出来事があっても深く考えすぎず、どうにかなると前向きに考えては自ら行動ができる自立心が強く出る人を指す言葉です。


「自由闊達」と「自由奔放」の違い

「自由闊達」「自由奔放」の違いを、分かりやすく解説します。

固定した考え方をせず、大きな度量持った人を「自由闊達」といいます。

意志を持った考え方ができたり、年齢に関係なく柔軟に部下の話も聞いて受け入れられるのです。

また、深く考えず、楽しい気持ちで行動ができるところも人が寄って来ます。

もう一方の「自由奔放」は縛られた考え方するのではなく、自由な考え方で物事を見られるところが魅力です。

ある意味自立した考え方ができ、何事にも興味を持って行動します。

「自由闊達」の例文

・『自由闊達な社風がある会社は社員が元気で、前向きに働ける』
・『自分が思うように行動しては拘る性格を自由闊達という』

「自由奔放」の例文

・『自由奔放な弟は柔軟性があり、初対面の人でも受け入れて仲間となる』
・『勢いがあり、自分がやりたいように振る舞う姉は自由奔放な人だ』

まとめ

「自由」という言葉を取り入れた四文字熟語を2つ取り上げましたが、使い方が異なりますので、使い方を学んでは使いこなしてみましょう。

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