「毀誉褒貶」と「賛否両論」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「毀誉褒貶」と「賛否両論」の違いとは?違い

この記事では、「毀誉褒貶」「賛否両論」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「毀誉褒貶」とは?

ときに褒めたり、人を貶す行為する世評を「毀誉褒貶」【きよほうへん】といいます。

世の中には相手の意見に共感しては褒める人だけでなく、反感を持って貶して面白がる者もいるのです。

また、悪い評判に流されず、自分の考え方を貫き通しては道を突き進む勇気を持つのも大事と考えます。

このように、世間には誰もが自分の意見を快く受け入れる人だけではないので、考えて生きる必要性があるのです。


「賛否両論」とは?

意見に賛成する者と反対者がいて、お互いにそれぞれ意見を言い合っては論じることを「賛否両論」【さんぴりょうろん】といいます。

例えば、山に大型の風車を建設すれば自然を活かして電気ができるのでいいと思う賛成派と、土砂崩れの心配があり、森林を破壊する恐れがあるといった反対派に分かれるのです。

この二つの意見が対立しては議論する課題を取り上げて、2つの派がぶつかります。


「毀誉褒貶」と「賛否両論」の違い

「毀誉褒貶」「賛否両論」の違いを、分かりやすく解説します。

良いか悪いと評価する二つの意見があるため、よく考える必要性がある言葉を「毀誉褒貶」といいます。

1つの課題を取り上げて、自分は反対するか賛成かに分かれては意見を出し合い、論じることを「賛否両論」というわけです。

1つの課題に賛成か反対するかに分かれて話し合い、相手の気持ちを変えるとき、あえて論じる場面を設けては対立させる糸が見えます。

「毀誉褒貶」の例文

・『毀誉褒貶を気にせず、自分の生きたい道を貫くことにした』
・『激しい毀誉褒貶にもめげず、世の中を渡り歩く兄が逞しい』

「賛否両論」の例文

・『駅前の土地を駐車場にするかの賛否両論が勃発した』
・『開発費に多額のお金を投入するか賛否両論が分かれた』

まとめ

同じように二つの意見で対立する意味がある四文字熟語をご紹介しました。

少し使い方が異なりますので、うまく使い分けてみるといいでしょう。

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