「吉報を待つ」と「健闘を祈る」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「吉報を待つ」と「健闘を祈る」の違いとは?違い

この記事では、「吉報を待つ」「健闘を祈る」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「吉報を待つ」とは?

その人にとって喜ばしいと感じる結果がくるのを待機することを「吉報を待つ」【きっぽうをまつ】といいます。

例えば、面接を受けて採用通知が届いたり、子供が無事生まれたと聞いた人がとても嬉しいと感じる良い知らせを指すのです。

待機するという意味の「待つ」が使われているところが、相手から喜ばしい知らせを心待ちにしている様を表します。


「健闘を祈る」とは?

怯まず、最後まで立派に戦い抜くといった意味で使われている言葉が「健闘を祈る」【けんとうをいのる】です。

この言葉がよく使われているのが競技であり、試合で立派に戦い抜き、良い結果が出るように祈り、応援する気持ちを伝えます。

とくに、選手を指導する者や金銭的に支援する人は是非良い結果をもたらしてくれるよう祈りを込めて使う言葉です。


「吉報を待つ」と「健闘を祈る」の違い

「吉報を待つ」「健闘を祈る」の違いを、分かりやすく解説します。

良い知らせが届くのを待機して、心待ちにしている様子を表す言葉が「吉報を待つ」です。

合格した、退院するなど喜ばしいと感じる知らせが届くのを待つという状態を伝えられます。

もう一方の「健闘を祈る」は弱音を吐かず、前向きにしっかり戦い抜くよう応援する気持ちを伝える言葉です。

選手を試合会場に出すときや、従業員が商談相手とのやり取りで成功するよう応援の際に使います。

「吉報を待つ」の例文

・『下痢をすぐ改善する新薬が出るよう吉報を待つ』
・『兄夫婦に双子が生まれることを信じて吉報を待つ』

「健闘を祈る」の例文

・『ラグビーの試合に出る後輩が活躍するよう健闘を祈る』
・『一つでも商品が売れるよう営業に出る社員の健闘を祈った』

まとめ

相手からの良い知らせを待つか、活躍を期待するため応援する気持ちを込めて使うかの違いがあります。

どのように使うか勉強して、状況により使い分けるといいでしょう。

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