この記事では、「羅針盤」と「方位磁石」の違いを分かりやすく説明していきます。
「羅針盤」とは?
「羅針盤」は「らしんばん」と読みます。
意味は「磁石の針が南北を指すことを利用して、船や飛行機の方位を測り、進路を確認する機器のこと」という意味です。
船体や機体に固定され、進行方向に対し、北の方角との差異を測るための器具です。
「羅針盤」の言葉の使い方
「羅針盤」は航空機・船舶用語として使われます。
中国由来の言葉で、風水において地相占いに使う方位盤を「羅盤」と言い、その真ん中に方位磁石を組み込んで使う様になったことから「羅針盤」と呼ばれる様になりました。
基本的に、本体に固定して、北の方角との差異を測る器具に使われる言葉です。
「方位磁石」とは?
「方位磁石」は「ほういじしゃく」と読みます。
意味「磁石の針が南北を指すことを利用して、現在の方位を測る道具のこと」という意味です。
屋外で持ち歩き、南北を知ることにより、進行方向を測るための器具です。
「方位磁石」の言葉の使い方
「方位磁石」は名詞として幅広く使われます。
「方位」は「基準となる一定の方向に対し、ある地点の方向を表すこと」という意味、「磁石」は「磁気を感じて南北を指す性質を利用した方位測定具」という意味、「方位磁石」で「磁気を感じて南北を指す性質を利用して、ある地点の方向を表すための道具」になります。
「羅針盤」と「方位磁石」の違い
「羅針盤」は「磁石の針が南北を指すことを利用して、船や飛行機の方位を測り、進路を確認する機器のこと」です。
「方位磁石」は「磁気を感じて南北を指す性質を利用して、ある地点の方向を表すための道具」です。
「羅針盤」の例文
「羅針盤」の例文は以下の通りです。
・『羅針盤を使って進行方向を測る』
・『船の羅針盤を頼りに進行する』
「方位磁石」の例文
「方位磁石」の例文は以下の通りです。
・『方位磁石で東西南北が分かる』
・『登山に方位磁石は必須アイテムだ』
まとめ
今回は「羅針盤」と「方位磁石」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。