この記事では、「フレーバー」と「エッセンス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フレーバー」とは?
フレーバーとは、食べ物や飲み物を口にした時に感じる味や香り、風味などをいいます。
英語のflavorをそのまま日本語読みした言葉になります。
英語のflavorは味というニュアンスが強いですが、日本語のフレーバーは香りというニュアンスが強いです。
フレーバーは味や香り、風味などが一体となったもので、食品香料を指す場合もあります。
食品香料は、味や風味を良くするために食品に付与される香料を指します。
アイスクリームの代表的なフレーバーを挙げると、バニラやチョコレート、抹茶、ストロベリーなどがあります。
「エッセンス」とは?
エッセンスとは、植物や動物から抽出された精油のことをいいます。
精油には水に溶けにくいものもあるので、アルコールやグリセリンなどに溶かしたものをエッセンスということもあります。
エッセンスは英語の「essence」を日本語読みした言葉です。
エッセンスは食べ物の香りづけに用いられたりします。
よく知られているのはバニラエッセンスで、バニラの香り成分を抽出した香料になります。
アイスクリームやプリンなど甘いお菓子を作る際に使われることが多いです。
「フレーバー」と「エッセンス」の違い
フレーバーは食べ物や飲み物を口にした時に感じる味や香り、風味などをいいます。
それに対してエッセンスは、食べ物に香りをつけるための精油や香料を指しています。
エッセンスは香りや味そのものを指しているわけではありません。
バニラエッセンスを加えたアイスクリームのフレーバーは、バニラということになります。
まとめ
フレーバーは食べ物や飲み物を口に含んだ時に感じる味や風味、香りなどで、エッセンスは食べ物に香りをつけるための精油や香料です。
エッセンスを食べ物に加えて生まれるのがフレーバーになります。
