「究極にして至高」と「原点にして頂点」はそれぞれどのような意味を持つ言葉なのでしょうか。
この記事では、「究極にして至高」と「原点にして頂点」の違いを分かりやすく説明していきます。
「究極にして至高」とは?
「究極にして至高」とは、「行き着くところまで行き着きこれ以上ないほど最高であること」を表す言葉です。
それ以上先がない極地まで究めることを「究極」といい、それよりも上がない高みのことを「至高」といいます。
どちらも圧倒的に上であることの表現です。
圧倒的に上であることを意味する言葉を2つ使った「究極にして至高」とは他に並ぶものがないほど上であることを表現しています。
圧倒的に美味しい料理や他に比べるものがない美術品など素晴らしさを褒め称える際に用いられますが、やや大げさな言い回しです。
「原点にして頂点」とは?
「原点にして頂点」とは、「物事の始まりであると同時に最高であること」を意味する言葉です。
シリーズものを評価する時などに用いられる表現で、一番初めに作られたものが始まりであると同時にシリーズの中でも最高の出来であることを表現するフレーズです。
シリーズで作られる作品は回数を重ねることに面白みが減じてしまうケースが多く、熱量を持って作られた一作目が一番の傑作だというケースが少なくありません。
そのような第一作目がシリーズの始まりであると同時に最高傑作であることを表したフレーズが「原点にして頂点」です。
「究極にして至高」と「原点にして頂点」の違い
「究極にして至高」と「原点にして頂点」の違いを、分かりやすく解説します。
「究極にして至高」は素晴らしさを他のものと比較して示す表現なのに対し「原点にして頂点」は第一作がシリーズの中では一番だと評価する表現です。
「究極にして至高」は単独で存在するものにも使えますが「原点にして頂点」はシリーズや連作など後に続くものがない場合は使えません。
まとめ
「究極にして至高」と「原点にして頂点」はどちらも褒め言葉として使われますが比較対象が異なります。
作品の紹介などでよく耳にする言葉なので覚えておきましょう。