この記事では、「不快な気持ち」と「不快な思い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「不快な気持ち」とは?
相手の言葉や表情によって嫌な感覚になることを「不快な気持ち」【ふかいなきもち】といいます。
不愉快に感じるほど相手が自分の言われたくないことを言ってきたり、上から目線で罵るといったとき気分が悪くなる気持ちを表すわけです。
主に、人や物事により心の状態が不安定になるときに使われています。
このような状態が続くと快適でなくなり、気分が悪くなってしまう人の状態を指すのです。
「不快な思い」とは?
裸のままで歩いていたり、見下すような表情してくる行為を目の当たりにしたときに気分が悪くなる感情を「不快な思い」【ふかいなおもい】といいます。
相手の態度や言葉により心の中に生まれた気持ちを表すとき使う言葉です。
主に、思慮に焦点を当てた言葉であり、心に感じた感情を表します。
使い方としては、「彼氏の浮気で不快な思いした」といい、愛する者に裏切られて心が動揺しては嫌な気持ちになった感情を伝えるのです。
「不快な気持ち」と「不快な思い」の違い
「不快な気持ち」と「不快な思い」の違いを、分かりやすく解説します。
相手から辛い言葉を言われたり、嫌味な行動して見せられたときに感じる嫌な感覚になる感情を表すのが「不快な気持ち」です。
もう一方の「不快な思い」は嫌味を言われたり、思慮に欠けた態度見せられて傷つく心を表します。
気分を表す言葉が「気持ち」であり、「思い」は心に芽生える感情を指すとの違いがあるのです。
「不快な気持ち」の例文
・『友人の食べ方が汚くて、不快な気持ちになった』
・『兄の言い方は嫌味があり、不快な気持ちになる』
「不快な思い」の例文
・『好きな人が女友達と仲良く話す姿に不快な思いになる』
・『敵対する人に笑われたとき、不快な思いに包まれた』
まとめ
同じように「不快」を使った言葉を2つ取り上げましたが、「気持ち」か「思い」により使い方が違ってきます。
使い方に違いを学び、どのような状態になった場合に使えばいいか習得してみましょう。