この記事では、「表裏一体」と「一心同体」の違いを分かりやすく説明していきます。
「表裏一体」とは?
「表裏一体」は「ひょうりいったい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「相反する2つのものが、根本でまとまって一つになっていること」という意味です。
2つ目は、「2つのものが密接な関係を持ち、とても切り離して考えられないこと」という意味です。
「表裏一体」の言葉の使い方
「表裏一体」は名詞・形容動詞として「表裏一体だ・である」「表裏一体をなす」などと使われます。
「表裏+一体」で成り立っている四字熟語で、「表裏」は「表と裏」という意味、「一体」は「複数でひとつのからだとなっていること」という意味、「表裏一体」で「表と裏で、一つのからだが成り立っていること」から転じて、「相反するものが、根本では同じこと」「2つのものが密接につながっていて、切り離せないこと」になります。
「一心同体」とは?
「一心同体」は「いっしんどうたい」と読みます。
意味は「2人以上の人が、同じ気持ちや目的を持って行動すること」です。
複数の人が同調してひとつのものごとを進めていく様子を表します。
「一心同体」の言葉の使い方
「一心同体」は名詞・形容動詞として「一心同体だ・である」「一心同体になる」などと使われます。
「一心+同体」で成り立っている四字熟語で、「一心」は「心を一つにすること」という意味、「同体」は「あるものと同じからだとなっていること」という意味、「一心同体」で「複数の人が心をひとつにして、同じからだとして行動すること」になります。
「表裏一体」と「一心同体」の違い
「表裏一体」は「表と裏で、一つのからだが成り立っていること」から転じて、「相反するものが、根本では同じこと」「2つのものが密接につながっていて、切り離せないこと」です。
「一心同体」は「複数の人が心をひとつにして、同じからだとして行動すること」です。
まとめ
今回は「表裏一体」と「一心同体」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。