「本気」と「真剣」の違いとは?分かりやすく解釈

「本気」と「真剣」の違いとは?違い

この記事では、「本気」【ほんき】と「真剣」【しんけん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「本気」とは?意味

中途半端な気持ちがなく、真面目に取り掛かることを「本気」【ほんき】といいます。

遊び半分な気持ちがなく、本当に心からやりたいと思って物事に取り組み、最期まで集中してやり遂げるわけです。

そのため、人から惑わされたり、誘われても流されず、自分の世界に没頭してやり遂げます。

とくに、惚れた相手に「本気」になるとその人だけを愛し、一途に気持ちを注ぎ込むのです。


「真剣」とは?意味

真面目に取り組むところに誠実さが伝わる姿勢を「真剣」【しんけん】といいます。

物事を中途半端に考えるのではなく、時間と能力を使ってじっくり考えるという場面で使われている言葉です。

このように、「真剣」に考え込む状況になるのは、人を助けるため研究して結果を出すときや、相手の親に自分はこんなにも出来る人間だと証明するため行動するといったときになります。


「本気」と「真剣」の違い

「本気」「真剣」の違いを、分かりやすく解説します。

遊び半分な気持ちではなく、一途にやると決めた課題に集中することを「本気」といいます。

誘惑にも惑わされず、自分がこの人と付き合うんだ、その仕事をやり遂げると決めた気持ちを表すわけです。

もう一方の「真剣」は、問題を解決したいとき、どのような答えを出せばいいかじっくりと時間をかけて考えるときに見せる人間の気持ちを指します。

「本気」の例文

・『大学に入るため本気の気持ちで勉強に打ち込んだ』
・『本気を出した彼氏は仕事も恋愛もこなす魅力的な男になった』

「真剣」の例文

・『結婚したい彼氏と真剣に付き合ったかいあって、一緒になれた』
・『いつも真剣に仕事と向き合ってきたが、上司の評価は低い』

まとめ

どちらも誘惑に負けず、一途に物事に取り掛かる自分のさまを表す言葉ですが、意味や使う状況に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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