この記事では、「北半球」と「南半球」の違いについて紹介します。
北半球とは?
北半球とは、赤道を境にした天体の北側半分のことをいいます。
単に北半球というと、地球の北側を指すのが一般的です。
北半球の温帯域の場合、春は3月から5月頃までで6月から8月頃までが夏、9月から11月頃までが秋、12月から2月頃までが冬となります。
北半球には、ユーラシア大陸や北アメリカ大陸などがあります。
アフリカ大陸の半分以上と南アメリカ大陸の一部も北半球には含まれます。
南半球とは?
南半球とは、赤道を境に下天体の南側半分のことをいいます。
地球の南半球は、9月から11月頃までが春で12月から2月頃までが夏になります。
3月から5月にかけてが秋で、6月から8月頃までが冬です。
そのためクリスマスも夏に迎える行事になっています。
南半球には南極大陸や南アメリカ大陸の大部分、オーストラリア大陸、アフリカ大陸の一部があります。
南半球では、8割以上を海洋が占めています。
北半球と南半球の違い
地球を含めた天体の北側が北半球で、南側が南半球になります。
北半球と南半球では、季節が逆です。
北半球が夏の時には、南半球は冬になります。
北極があるのは北半球で、北極点周辺の地域のことを指します。
氷に覆われているので陸地のように見えますが、大陸ではありません。
南極があるのは南半球で、南極には南極大陸があります。
それから北半球と南半球では、太陽の軌道も違っています。
北半球の場合、太陽は東から上ってやや南の空を通過して西に沈んでいきます。
南半球の場合には、太陽は東から上ってやや北の空を通過して西に沈んでいくのです。
また、見える星なども北半球と南半球では違っています。
例えば、北極星は北半球で見える星で、南半球で見ることはできません。
南十字星は南半球で見える星で、北半球で見ることはできません。
まとめ
赤道を境に天体の北側が北半球で、南側が南半球です。