「やっぱり」と「さすが」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「やっぱり」と「さすが」の違いとは?違い

この記事では、「やっぱり」「さすが」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「やっぱり」とは?

おおよそ分かっていた状態で、現実となったときの言葉が「やっぱり」です。

午後から雹【ひょう】が降ると思っていたら本当にそのようになったとき「やっぱり降ったか」と納得して現実を受け入れます。

また、もう1つの対象物と同じように形が変化したり、色が変わったときそうなった事実を疑問なく受け入れるとき「やっぱりな」と人の感心する気持ちを表す言葉です。


「さすが」とは?

予想していたように素晴らしい結果を出した人に対し、尊敬の念を込めて伝える褒め言葉が「さすが」です。

「さすが○○先輩です」と後輩の期待に応えるほどの記録を出したとき、尊敬する気持ちを込めて伝えます。

また、部下が上司に気に入られようと胡麻するように、「さすが○○部長です」と伝えるときも使われている言葉です。


「やっぱり」と「さすが」の違い

「やっぱり」「さすが」の違いを、分かりやすく解説します。

思っていたことが現実となったとき、自分が納得する気持ちを表すのが「やっぱり」です。

「やっぱりあの広場にビルが建ったか」というように、・ 想したことが事実となったとき現実を受け入れる自分の感情を伝えます。

もう一方の「さすが」は相手の実力を認め、褒め称えるときに使う言葉です。

比較する対象と色々見比べても、最後は1つの結論に辿り着きます。

「やっぱり」の例文

・『何度話しても、目の前の男性はやっぱり気持ち悪かった』
・『何回もシュートを打つ先輩はやっぱり出来る人だった』

「さすが」の例文

・『社内で1番計算が速い○○さんは、さすが凄いと思った』
・『寒い日でも半袖で運動する顧問はさすがだと感心した』

まとめ

似ているようで、かなり意味が違う言葉を2つ取り上げました。

どのように使えばいいか調べてみて、自分なりにうまく使うといいでしょう。

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