「やってくれる」と「やってもらう」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「やってくれる」と「やってもらう」の違いとは?違い

この記事では、「やってくれる」「やってもらう」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「やってくれる」とは?

人が自分のために行動して実行する行為を「やってくれる」といいます。

厚意を持って料理を運んでくれたり、車の窓を磨いてきれいにするといった行動はまさに相手からの気持ちがこもった行為です。

厚意ある行動に対して心から感謝すべき場面で使われている言葉であり、いかに実行してくれたことで自分が得したか表せます。


「やってもらう」とは?

自分が頼みたいと思う内容を相手に伝えて、実行してもらうことを「やってもらう」といいます。

出来そうと思う人を選んで、丁寧にやってもらえるよう実行するため分かりやすく説明するのです。

理解を得て、協力してもらえるよう丁重なお願いするとき軽い口調で伝えられます。

使い方としては、「部屋の片付けを親にやってもらう」と目上の人にお願いして、実行するとき使う場合が多い言葉です。


「やってくれる」と「やってもらう」の違い

「やってくれる」「やってもらう」の違いを、分かりやすく解説します。

労いの気持ちを込めて相手に実行してもらう行為に対して「やってくれる」といいます。

もう一方の「やってもらう」は、相手にお願いごとを伝えて実行する行為に対して使う言葉です。

どちらも「やる」という行為を指すとき使う言葉ですが、「くれる」は相手のご厚意が強く感じられますが、「もらう」の方は自分から感謝する気持ちを持ち、行動してもらう場面で使います。

「やってくれる」の例文

・『お風呂の掃除を毎日やってくれる兄に感謝した』
・『代わりに子供の世話をやってくれる妹に感謝した』

「やってもらう」の例文

・『忙しいので、妹に床磨きをやってもらった』
・『料理の盛り付けを2人の子供にやってもらった』

まとめ

似ている行為を指す言葉ですが、相手が厚意を持って行動するか、自分の方から実行してもらえるかの違いがあると認識してみましょう。

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