この記事では、「うざい」と「だるい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「うざい」とは?
「うざい」とは、「相手に対して不快であることを全てひっくるめて表す若者言葉」です。
外部から刺激を与えられ、「うるさい」「わずらわしい」「面倒くさい」「邪魔だ」「気持ち悪い」などの、不快な感情を全て表す言葉です。
「うざい」の言葉の使い方
「うざい」は形容詞として「話がうざい」「うざい子供」などと使われます。
語源は江戸時代に使われていた、小さいものがたくさん集まる様子を表す「うざうざ」という言葉で、現在では「うじゃうじゃ」と言います。
この「うざ」が「うざったい」になり、「鬱陶しい」という意味で使われる様になりました。
主に東京の多摩地区の方言でしたが、次第に若者言葉として広まり、「うざい」と省略され、「鬱陶しいこと」を表す全ての意味を含む様になったのです。
「だるい」とは?
「だるい」の意味は以下の通りです。
1つ目は「疲れていたり、病気などで、からだを動かすのが億劫であると感じること」という意味です。
2つ目は「締まりがなくゆるい」という意味です。
3つ目は「動作が遅い」という意味です。
「だるい」の言葉の使い方
「だるい」は形容詞として「朝はだるい」と使われたり、副詞として「だるくて動けない」などと使われます。
語源は「たるむ」「たゆむ」という言葉で「ゆるんでしまりがなくなる」という意味です。
「たるむ」「たゆみ」は動詞ですので、これが形容詞化して「だるい」になり、意味も「身体が重くて動かしにくい」に変化したのです。
「うざい」と「だるい」の違い
「うざい」は「相手に対して不快であることを全てひっくるめて表す若者言葉」です。
「だるい」は「ゆるんでしまりがなくなること」転じて「身体が重くて動かしにくいこと」です。
まとめ
今回は「うざい」と「だるい」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。