「堅実」と「真面目」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「堅実」と「真面目」の違いとは?違い

この記事では、「堅実」「真面目」の違いを分かりやすく説明していきます。

「堅実」とは?

「堅実」「けんじつ」と読みます。

意味は「確かであぶなげがないこと」です。

人の性格や行動が、多少時間がかかってもリスクがなく、確実に実績が積み重なっていく様にすることを表します。


「堅実」の言葉の使い方

「堅実」は名詞・形容動詞として「堅実だ・である」「堅実に生活する」などと使われます。

「堅」「かた(い)」とも読み「引き締まっている」「しっかりしている」という意味、「実」「み」とも読み「草や木のみ」から転じて「中身が詰まる」「本当の事柄」「真心」「まこと」という意味、「堅実」「しっかりしていて内容が備わっていること」になります。

基本的に、下で紹介する「真面目」の要素のひとつとして使われます。


「真面目」とは?

「真面目」「まじめ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「嘘やいいかげんなところがなく、真剣であること」という意味です。

2つ目は、「誠実であること」という意味です。

「真面目」の言葉の使い方

「真面目」は名詞・形容動詞として「真面目だ・である」「真面目な性格」などと使われます。

語源は「まじろぐ」という言葉の「まじ」で、「緊張してじっと見つめながら、しきりにまばたきする様子」という意味です。

「緊張して目をしばたかせること」から転じて「真剣である」「誠実である」という意味で使われる様になりました。

人の性格について大きな目安を表す言葉で、「真面目」の中に「堅実」「誠実」「几帳面」などの要素が含まれます。

「堅実」と「真面目」の違い

「堅実」「しっかりしていて内容が備わっていること、『真面目』の要素の一つ」です。

「真面目」「嘘やいいかげんなところがなく、真剣であること」です。

まとめ

今回は「堅実」「真面目」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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