この記事では、「マリアージュ」と「ペアリング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マリアージュ」とは?
マリアージュとは、別の2つのものが調和している状態をいいます。
フランス語のmariageをそのまま日本語読みした言葉で、mariageには結婚という意味があります。
日本ではワインと料理の組み合わせや相性を表現する時に使うことが多いですが、ワイン以外の組み合わせのこともマリアージュと表現したりもします。
日本酒とフレンチのマリアージュや和の食材とワインのマリアージュなどがあります。
フランスでは、ワインとチーズの組み合わせをマリアージュと呼ぶことが多いです。
「ペアリング」とは?
ペアリングとは、2つを組み合わせることをいいます。
英語のpairingをそのまま日本語読みした言葉になります。
ワインと料理を組み合わせることをペアリングと表現することもあります。
単に組み合わせるという言葉なので、相性が良いというニュアンスは含まれていません。
しかし、レストラン等では相性がよくなければわざわざ組み合わせないので、ペアリングといえば相性が良いという意味になります。
「マリアージュ」と「ペアリング」の違い
マリアージュは2つのものが組み合わさって調和している状態を表していて、ペアリングは組み合わせることを表しています。
マリアージュには新しいものが生まれるというニュアンスが含まれます。
つまり、ペアリングの結果、マリアージュになるのです。
しかし、レストランなどの飲食店ではほぼ同じ意味で使われています。
マリアージュはフランス語が語源なのでフランス料理に用いられることが多いです。
最近では分かりやすいようにと英語が元になっているペアリングを使う飲食店も増えています。
まとめ
マリアージュは2つを組み合わせて調和した状態で、ペアリングは2つを組み合わせることです。
マリアージュには新しいものが生まれるというニュアンスも含まれます。