「やさぐれる」と「ぐれる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「やさぐれる」と「ぐれる」の違いとは?違い

この記事では、「やさぐれる」「ぐれる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「やさぐれる」とは?

何をやるにも投げやりな表情を見せる様を「やさぐれる」といいます。

本気で仕事するだの、恋愛を頑張るのではなく、どことなくやる気がない表情や行動を見せるその様はまるでやる気が感じられないのです。

元々は刀の鞘【さや】がずれているところに、「道から外れていく」といった意味の「ぐれ」を掛け合わせています。

このことから、外れては家出して、街をふらっと歩く者は投げやりな気持ちで生きるところから「やさぐれ」に繋がるわけです。


「ぐれる」とは?

素直に相手の指示に従うのではなく、反抗心を持つ態度を見せるのが「ぐれる」です。

社会に反抗心を持ち、良い行為よりも悪い行動した方が格好良いと思う気持ちが強く出ています。

元々は調子がずれていったり、日々の態度が派手になるといった意味がある言葉です。

主に、前は真面目な態度を見せていた人が道を踏み外していくような出来事があり、悪い行為したり、仲間と遊ぶようになります。


「やさぐれる」と「ぐれる」の違い

「やさぐれる」「ぐれる」の違いを、分かりやすく解説します。

素直に感情を見せるのではなく、ふて腐れた表情や、人と同じように感情を表さないのが「やさぐれる」です。

「ぐれる」「やさ」を掛け合わせた言葉であり、悪い素行という意味があります。

道徳に従うとか、人のために生きるのはだるいと考えているのです。

もう一方の「ぐれる」は何事にも反抗心を持って行動する人が犯罪に手を出し、人生が悪い方へと向ってしまう状態を指します。

「やさぐれる」の例文

・『やさぐれた表情を見せる女性を真剣には愛せない』
・『頑張って仕事しても認められない部下はやさぐれた』

「ぐれる」の例文

・『教師に厳しい体罰を受けていた生徒がぐれて、補導された』
・『親が期待し過ぎると子供はその現状が嫌になり、ぐれる』

まとめ

同じように「ぐれる」といった言葉が入っていますが、少し違った使い方します。

どういった使い方するか比較して、どのような人に使えばいいか学んでみましょう。

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