「無知」と「未知」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「無知」と「未知」の違いとは?違い

こちらの記事では、「無知」「未知」の相違点を分かりやすい形で説明していきます。

「無知」とは?

無知は、むちと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、存在しないや欠けているといった意味を持っている無の漢字に、しるとか心が感じ取るといった意味を有する知の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故に無知は、知らない事や知恵がない事、知識がない事といった意味を表すのです。

つまりは、事柄に関して知恵とか知識がない状態を表現する際に、この無知の言葉が使われています。


「未知」とは?

未知は、みちと読むべき言葉です。

漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、まだ〜しないといった意味の未の漢字に、ちしきや物事の道理が分かる等の意味がある知の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。

以上の事から未知は、まだ知らないやまだ知られてはない、という意味を示すのです。

ある事柄の内容や、物事の存在等が認識されてはない、という意味の言葉としてこの未知は用いられています。


「無知」と「未知」の違い

無知と未知の漢字表記を並べて比較を実行してみると、最初の漢字が無と未という違いが存在する事に気付けるものです。

所が2文字目の漢字は共に知であり、どちらも漢字2文字の言葉であるため混同してしまう人もいたりします。

とはいえ表現する意味には違いがあるので、その点を踏まえれば失敗せずに使い分けが可能です。

まず無知は、知らない事や知恵がないといった意味を表すのです。

もう一方の未知は、まだ知らない事とかまだ知られていない事、といった意味を示します。

まとめ

2つの言葉は共通する漢字がある上に、どちらも漢字2文字であるため、ごっちゃになる恐れはないとは言えません。

ですが指し示す意味には相違点があるので、そこを把握すれば問題なく使い分け可能です。

ちなみに無知は、知識がない事とか知らない事といった意味で使われる言葉となっています。

対する未知は、まだ知られていない事やまだ知らない事といった意味の言葉として用いられているのです。

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