「不参加」と「参加できない」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「不参加」と「参加できない」の違いとは?違い

この記事では、「不参加」「参加できない」の違いを分かりやすく説明していきます。

「不参加」とは?

参加をしないという意味です。

「参加」には、集まりなどに加わって一緒に行動をすることという意味があります。

「不」は打消し、否定の意を表すものです。

ある音楽グループがイベントにでることになりました。

このグループはメンバーが4人なのですが、1人が体調不良のためイベントにでられなくなりました。

この1人のことを「イベントに不参加」といいます。

参加するのか、しないのかを問題にしている言葉です。

夏の合宿に参加をしないことも、修学旅行に参加をしないことも、スポーツの大会にでないことも、この言葉が意味するものです。


「参加できない」とは?

参加をすることが不可能である、という意味です。

「できない」「できる」「ない」で打ち消しています。

「できる」は、それをする能力や可能性があるという意味です。

地元で祭りが開催されるとします。

祭りに加わって一緒に神輿を担いだりしたいのですが、その日は都合が悪くて、祭りに加わることができません。

このような状態を意味する言葉です。

それができるのか・できないのかを問題にしています。

参加をしたい・したくないという意味ではありません。


「不参加」と「参加できない」の違い

「不参加」「参加できない」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は参加をする・しないを問題にしており、後者は参加が可能なのか・不可能なのかを問題にしています。

催し物のことで説明をします。

催し物が開催されますが、興味がないので参加はしません。

この状態は前者です。

催し物に行きたいのですが、事情があって行くことができません。

この状態は後者です。

前者の場合、それをすることが可能であるけれど、自分の意思で参加をしない場合も意味します。

まとめ

それをする・しない、それができる・できないという点に違いがあります。

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