詩や音楽の歌詞を作る際に使う方法には「リリック」や「ライム」があります。
この記事では、「リリック」と「ライム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リリック」とは?
「リリック」は英語で“lyric”と書く言葉であり、元々は叙情詩を表していました。
現代ではこの叙情詩という意味ではあまり使われておらず、音楽や楽曲の歌詞を表す言葉として使用されています。
「リリック」はベースとなる音楽を想定して作られた歌詞を示す言葉であり、こちらは特にラップミュージックで使われています。
「ライム」とは?
「ライム」とは英語で“rhyme”と書く言葉であり、同じような音や言葉を使って韻を踏むことを表します。
「ライム」はこれ以外にも柑橘系の果物を示す時にも使うことが可能です。
「ライム」は同じ音を持っている言葉やフレーズを使い、音楽にリズムよく乗せる方法であり、こちらはラップの楽曲以外にも様々場所で使用されています。
ラップミュージックは即興で歌詞を作ったり相手からアンサーを歌詞に乗せることも多く、この場合は「ライム」を即興で上手に作る能力が必要となります。
「リリック」と「ライム」の違い
「リリック」は元々は叙情詩という意味でしたが、現代では音楽や楽曲の歌詞を示す時に使用されています。
「ライム」は同じような音や言葉、フレーズを使って韻を踏む方法であり、リズムよく音楽に合わせることで楽曲が格好よくなるのが特徴です。
「リリック」の例文
・『色々なリリックの種になると思っているので、思いついた言葉はメモにどんどん書いています』
・『様々な言葉のリリックが音楽と調和している』
「ライム」の例文
・『彼のライムは最高にクールであり、ライブ中でも切れ味が鋭い』
・『相手のラッパーからのレスをライムに乗せて、彼は大胆なパフォーマンスに出た』
まとめ
「リリック」や「ライム」はラップミュージックでよく活用されている手法です。