この記事では、「スタッフ一同」と「社員一同」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スタッフ一同」とは?
「スタッフ一同」とはその業務に携わっている作業員全員を指す言葉です。
作業員一同もスタッフ一同と意味としては同じ言葉になります。
企業の主要事業に当たる業務であっても、その企業で働いている人全員がその業務に従事しているとは限らず、事務員などの違う業務に従事している人もいるものです。
そういった人たちを抜かしてその業務に従事している人全員をまとめて指している言葉がスタッフ一同になります。
「社員一同」とは?
「社員一同」とはその会社に勤めている人全員を指す言葉です。
その企業の中でどんな部署に配属されていてどんな業務をしているか、どんな肩書を持っているかなどを問わず、その企業で働いている人全員をまとめて指しています。
その為事業に直接関わる仕事をせず裏方作業が仕事の事務員なども含む言葉です。
「スタッフ一同」と「社員一同」の違い
「スタッフ一同」と「社員一同」の違いを、分かりやすく解説します。
実際にその業務に従事している人全員をまとめて指すのが「スタッフ一同」で、その会社で働いている人全員をまとめて指すのが「社員一同」です。
「スタッフ一同」は実際に顧客が関わる人全員だけを指し裏方作業をしている人は含みませんが、「社員一同」は顧客が関わらない人も含みます。
「スタッフ一同」の例文
・『スタッフ一同が力を合わせる』
・『失敗の責任はスタッフ一同にある』
「社員一同」の例文
・『社員一同から祝儀を贈る』
・『社員一同心より深く感謝申し上げます』
まとめ
その企業の内どこまでの範囲の人達を含めているかが「スタッフ一同」と「社員一同」の違いです。
顧客に直接サービスや商品を提供する業務をしている人達だけを指すのが「スタッフ一同」であり、部署や業務などを問わずその会社で働いている人全員を一纏めにしているのが「社員全員」になります。
