この記事では、“invitation”と“invite”の違いを分かりやすく説明していきます。
「invitation」とは?
“invitation”には3つの意味があります。
1つめは、招待すること、招待されることです。
友人がパーティーを開くことにしました。
私のところには、パーティーのお知らせが届き「都合がよければ出席してください」と書かれていました。
これは、私が友達から招待されたということができます。
友達側からすれば招待したです。
“invitation”は催しなどに人を招くこと、招かれることを意味しています。
2つめは依頼、要請です。
何かをやってもらいたいとき「お願いします」と人に言います。
この行為が依頼です。
3つめは悪い事態を引き起こすです。
「invitation」の使い方
複数の意味がありますが、招待すること、招待されることの意味で使用されることが多いです。
動詞ではなく、名詞で「すること」「されること」になります。
「~する」「~される」は数えることができないので、数えられない名詞です。
“invitation”には招待状の意味もあり、招待状は数えることができるので、この場合は数えられる名詞になります。
“invitation”の前に語をつけると、何の招待状なのかを表すことができます。
たとえば“wedding invitation”とすると結婚式の招待状になります。
「invite」とは?
“invite”には動詞と名詞の意味があります。
動詞の意味は3つです。
1つめは招待するです。
誕生日会を開くことになり、友達に出席してもらいたいと考えました。
誕生日会に友達が来てくれるように「○月○日に誕生日会があるから来てね」と伝えました。
これが招待するです。
2つめは求める、請うです。
丁寧に相手に要求することを指しています。
総理大臣に対して「コメントしろよ」とは言わないでしょう。
この場合は「コメントをお願いします」というのが一般的です。
前者の発言は乱暴で、後者の発言は丁寧です。
3つめは悪い事態を予期せず招くです。
批判を招く、危険を招くなどのことを指しています。
名詞の意味は招待状です。
人を招くときに、パーティーなどだと手紙のようなものが届けられることがあります。
この手紙のようなものが招待状です。
“invite”は人を招くための書状を指しています。
「invite」の使い方
人を招く、事態を招くという動詞で使用したり、人を招くために使う物である招待状の意味で使用したりします。
「invitation」と「invite」の違い
2つの言葉の違いは品詞です。
“invite”は動詞で、招待するという意味を持っていますが、“invitation”は名詞で動詞としては使えません。
どちらの言葉も名詞で招待状という意味を持っており、この意味は同じです。
まとめ
2つの言葉の違いは品詞です。
名詞の意味だけしか持っていないのか、名詞と動詞の意味を持っているのかという点に違いがあります。