「レトリック」と「詭弁」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「レトリック」と「詭弁」の違いとは?違い

この記事では、「レトリック」「詭弁」の違いを分かりやすく説明していきます。

「レトリック」とは?

「レトリック」の意味は以下の通りです。

1つ目は「文法で、文章やスピーチなどの表現を豊かにするための言葉の使い方の技法」という意味です。

2つ目は、「人の耳に心地よく聞こえるうわべだけの言葉、美辞麗句」という意味です。


「レトリック」の言葉の使い方

「レトリック」はビジネス用語として「レトリックが高い・低い」「心にもないレトリック」などと使われることが多くなります。

英語の「rhetoric」が日本語化した言葉で「効果的な話し方・書き方の技術としての修辞法」「雄弁」「美辞麗句」「大げさなうわべだけの言葉」という意味です。

基本的に、人を喜ばせたり、心地よく思えるけれども、表面的で心がこもっていない言葉に使われます。


「詭弁」とは?

「詭弁」「きべん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は、「道理に合わないことを、無理やり正当化させようとこじつけて論ずること」という意味です。

2つ目は「論理学用語で、外見や形式を、真実らしく見せかけた、虚偽の論法のこと」という意味です。

「詭弁」の言葉の使い方

「詭弁」はビジネスだけではなく日常でも使われる言葉です。

「詭」「いつわる」「あざむく」「悪だくみでだます」という意味、「弁」「理屈を立てた議論」「ものの言い方」という意味、「詭弁」「いつわりのことを、理屈を並べ立てて論じること」になります。

基本的に、真実でないことを、いかにも正しいかのように論理的に述べてだますことに使われます。

「レトリック」と「詭弁」の違い

「レトリック」「人を喜ばせたり、心地よく思えるけれども、表面的で心がこもっていない言葉、美辞麗句」です。

「詭弁」「真実でないことを、いかにも正しいかのように論理的に述べてだますこと」です。

まとめ

今回は「レトリック」「詭弁」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

違い
違い比較辞典