「アンニュイ」と「メランコリック」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「アンニュイ」と「メランコリック」の違いとは?違い

この記事では、「アンニュイ」「メランコリック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アンニュイ」とは?

もの悲しげな気持ちを表すときに使う言葉が“Ennui”「アンニュイ」です。

「アンニュイな気持ちに耽る」というように、物鬱な気持ちに浸る自分の状態を表します。

「けだるい」とフランス語で訳す言葉であり、どこかやるせなく、退屈な時を過ごすという意味がある言葉です。

国内では「アンニュイな女性」といえば、男性を惹きつける色っぽさがある人に対して使われている表現です。


「メランコリック」とは?

思うような状態にならず、心が浮いた状態になることを「メランコリック」といいます。

元々は英語で形容詞の“melancholy”と書く言葉で、それが“melancholic”と書いて「メランコリック」と読むようになりました。

どこかやる気がわかず、憂うつで物悲しげといった表情を見せる人を指す言葉です。

このようなところから、男性に片思いする女性が思いをうまく告白できず、気分が落ち込む状態を表します。


「アンニュイ」と「メランコリック」の違い

「アンニュイ」「メランコリック」の違いを、分かりやすく解説します。

退屈といった意味がある「アンニュイ」は、ふと一人になったとき感じる孤独感に包まれた人が物思いにふけて心が切なくなる状態を意味します。

また、どこか謎めいた女性を指し、異性が気になる存在として惹き付けられる気持ちを表すのです。

もう一方の「メランコリック」は仕事がうまくいかない、片思い中の女性の心境を表します。

主に、集中ができない、気分が優れない人の心境を指す言葉です。

「アンニュイ」の例文

・『喫茶店の窓側に座るアンニュイな女性が放っておけない』
・『読書してもデート中であってもアンニュイな気分になる』

「メランコリック」の例文

・『メランコリックな表情を見せるダビデに感情移入してしまう』
・『隣に座った女性のメランコリックな横顔が忘れられない』

まとめ

あまり馴染みがないものと国内でもよく使われている言葉を取り上げました。

どのような状態の人にどう使えばより雰囲気を表せるか学んでみるといいでしょう。

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