「貴職」と「小職」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「貴職」と「小職」の違いとは?違い

この記事では、「貴職」「小職」の違いを分かりやすく説明していきます。

「貴職」とは?

貴職は、きしょくと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、尊敬に値するや相手への敬意等の意味を持っている貴の漢字に、つとめとか仕事といった意味を有する職の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ貴職は、医師や弁護士、政治家の様に地位が高い職に就いている人に対して、あなたという意味を表すのです。

もっともこの貴職は、口頭ではなく、文章に使用されるのがほとんどな言葉となっています。


「小職」とは?

小職は、しょうしょくと読むべき言葉です。

漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、小さいとか僅かなといった意味の小の漢字に、生計のための仕事等の意味がある職の漢字を加える事で誕生した言葉となっています。

以上の事から小職は、自分の職業を下に見せてへりくだって言う語となっているのです。

こちらも会話等の口頭ではなく、文章で用いられるのが基本の言葉となっています。


「貴職」と「小職」の違い

貴職と小職の漢字表記を並べてみると、貴と小という漢字の違いがある事に直ぐに気付けるものです。

所が最初の漢字は違うものの、続く職の漢字は同じであり、どちらも口頭ではなく文章で使用されるのが基本な言葉である点がややこしかったりします。

とはいえ表現する意味には違いがあり、貴職は、政治家や弁護士等の高い地位の人に対して、あなたという意味を表すのです。

一方の小職は、自分の職業が大した事ないとへりくだって示す言葉となっています。

まとめ

2つの言葉には共通する漢字があるだけでなく、共に口語ではなく、文章で使用されている言葉同士です。

ただし指し示す意味には明確な相違点が存在しており、貴職は、医師や政治家といった地位が高い職業の人に対して、あなたという意味で使われる言葉となっています。

対する小職は、自分の職業をへりくだって下に表現する際に、用いられる言葉です。

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