昔は、夏になると毎年暑中見舞いと呼ばれる葉書を書いてお世話になっている人に出したものです。
その結びの部分に使われるのが「暑い日が続いておりますが」と言うものです。
それでは、この「暑い日が続いておりますが」とはどういう意味でしょうか。
また、「まだまだ暑い日が続きますが」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「暑い日が続いておりますが」と「まだまだ暑い日が続きますが」の違いを分かりやすく説明していきます。
「暑い日が続いておりますが」とは?
「暑い日が続いておりますが」とは、暑い時期に送られる手紙や電子メールなどの結びに使われる表現として有名です。
「まだまだ暑い日が続きますが」とは?
「まだまだ暑い日が続きますが」とは、暑い時期にやりとりされる書面などの中に頻繁に出現する表現ですが、現在ではビジネスの挨拶においてもあまり使われることはなくなっています。
「暑い日が続いておりますが」と「まだまだ暑い日が続きますが」の違い
「暑い日が続いておりますが」と「まだまだ暑い日が続きますが」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、主に暑中見舞いやビジネス上の挨拶のような書面に使われる表現であるのは同じで、どちらを使わなければならないという決まりがあるわけでも何のですが、やはり若干ニュアンスの違いがあります。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「まだまだ暑い日が続きますが」の方が、秋に近い時期の挨拶に使われるということになります。
その違いは「まだまだ」から来ており、本来なら暑さも和らぐ季節であることがバックグラウンドになっています。
「暑い日が続いておりますが」の例文
・『暑い日が続いておりますが、くれぐれもお体お大事にしてください』
・『暑い日が続いておりますが、体調にはご注意ください』
「まだまだ暑い日が続きますが」の例文
・『まだまだ暑い日が続きますが、ご自愛ください』
・『まだまだ暑い日が続きますが、お気をつけください』
まとめ
この記事では、「暑い日が続いておりますが」と「まだまだ暑い日が続きますが」の違いを、解説してきました。
現在では暑中見舞いや残暑見舞いなどの書面をやりとりするのは一部の人たちだけになってしまいましたが、文章を書くスキルはビジネスにも役立つので、機会があれば書いてみるのも良いでしょう。
