「ユーフォニウム」と「チューバ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ユーフォニウム」と「チューバ」の違いとは?違い

この記事では、「ユーフォニウム」「チューバ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ユーフォニウム」とは?

ユーフォニウムとは金管楽器の一種で、テナーサックスやトロンボーンと同じ中音域を担当する楽器です。

1845年にアドフル・サックスがサクソルンという楽器をブラスバンド向けに製作します。

サクソルンのうちのバスに該当する楽器が、ユーフォニウムとなりました。

ユーフォニウムは、ギリシャ語で「良い響き」という意味を持つ「euphonos」が語源です。

柔らかく美しい響きで、メロディーや伴奏など幅広く活用されています。


「チューバ」とは?

チューバも金管楽器の一種ですが、金管楽器の中では一番大きな楽器になります。

最も低い音域を担当しており、音楽の全体の響きを支えています。

メロディーを担当することはあまりありません。

tuba(チューバ)には、ラテン語で「管」という意味があります。

チューバは、ベルリンの楽器作りの職人だったヨハン・ゴッドフリート・モーリツによって製作されました。

元々は軍隊用の楽器で、その後オーケストラに取り入れられるようになります。


「ユーフォニウム」と「チューバ」の違い

ユーフォニウムとチューバはどちらも金管楽器で、見た目もよく似ています。

しかし、大きさには違いがあり、チューバの方がユーフォニウムよりも大きいです。

音階を奏でる時の指使いも違っています。

また、担当する音域にも違いがあります。

ユーフォニウムは中音域を担当しており、メロディーや伴奏など色々演奏します。

チューバは低音域を担当する楽器で、低音のリズムを刻む役割を担っています。

チューバがメロディーを担当することはほとんどありません。

まとめ

ユーフォニウムとチューバは見た目はよく似ていますが、大きさや指使い、担当する音域などに違いがあります。

チューバの方がユーフォニウムよりも大きいです。

ユーフォニウムは中音域を担当しますが、チューバは低音域を担当します。

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